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- コラム
2025.10.17
豪雨で工場が止まらないために|即日対応できる防水・排水修繕
「突然の豪雨で工場が浸水し、ラインが止まってしまった…」
弊社では、そんな切実な悩みを数多く耳にしてきました。工場や倉庫を運営する管理者・経営者にとって、自然災害によるトラブルは常に大きなリスクです。
特に名古屋市をはじめとする東海地方は、台風やゲリラ豪雨の被害を受けやすい地域です。雨漏りや排水トラブルを放置すると、生産停止や納期遅延、さらには取引先からの信用低下につながりかねません。
この記事では、修繕工事に15年以上携わってきた専門家の視点から、豪雨で起こりやすい工場トラブルやその放置リスク、防水・排水修繕の具体的な工法、さらには信頼できる業者選びのポイントまで、分かりやすく解説します。
目次
- 豪雨による工場の被害と放置リスク
- 防水・排水修繕の工法と種類
- 費用・工期・業者選びの重要ポイント
- 実際の修繕事例と改善の流れ
- 名和建装が選ばれる理由
豪雨による工場の被害と放置リスク
豪雨時に工場で起こりやすいトラブルは、以下の通りです。
- 屋根からの雨漏り: 天井や機械に水が滴り、製品に不具合が出る
- 外壁のひび割れ: 建物内部に水が浸入し、湿気やカビの発生原因になる
排水設備が詰まることで、雨樋や排水溝から水が溢れ出し、床面が冠水して作業が困難になるケースも頻繁に起こります。
また、地下の電気設備や重要機器がある場所では、ポンプの故障や排水能力の不足から浸水し、設備が停止するリスクも考えられます。
これらのトラブルを放置すると、以下のような深刻な事態を招く可能性があります。
- 製造ラインの停止による納期遅延や契約違反リスク:
たとえ数時間のライン停止であっても、生産計画に大きな遅れが生じ、取引先からの信用を失う原因になります。 - 設備交換による数百万円単位の損失:
小さな雨漏りや浸水を放置した結果、精密機械や電気設備が故障し、修理では済まずに交換が必要になることがあります。
これにより、突発的に多額の出費が発生します。
さらに、湿気やカビの発生は衛生管理上の問題を引き起こし、指導を受ける可能性も出てきます。
また、災害による損傷の場合でも、適切な対応を怠ると火災保険や補償制度が適用されないケースもあります。
このように、「小さな雨漏りだから大丈夫」と放置することが、結果的に大きな損失を招くのです。
防水・排水修繕の工法と種類
工場の用途や規模によって、最適な工法は異なります。
屋根防水工事
- シート防水: 塩ビやゴム製のシートを貼る工法で、短工期・低コストが特徴です。
- ウレタン塗膜防水: 液状のウレタンを塗布するため、複雑な屋根形状にも対応可能です。
- FRP防水: 強化プラスチックを使用し、小規模な屋根やバルコニーに最適です。
排水設備修繕
- 雨樋・排水口の交換: 破損や老朽化に即座に対応します。
- 排水溝の詰まり除去: 異物や泥を除去し、水の流れを改善します。
- ポンプ設置: 地下施設に有効で、大雨時でも排水能力を維持できます。
外壁補修
- クラック補修+塗装: 外壁のひび割れから浸水を防ぎます。
- シーリング打ち替え: 劣化した目地材を新しいものに交換します。
費用・工期・業者選びの重要ポイント
費用目安
- 屋根防水: 2,500〜7,000円/㎡
- 排水設備修繕: 5万円〜30万円
- 外壁補修: 1,500〜4,000円/㎡
工期目安
- 小規模(100㎡未満): 2〜5日
- 中規模(工場全体): 1〜3週間
業者選びのポイント
- 無料現地調査と写真付き報告書を提示してくれるか
- 保証年数(例:10年)が明記されているか
- 有資格者(防水施工技能士・建築士)が在籍しているか
- 緊急対応に対応できるか
業者の選び方ひとつで、修繕の「品質」と「安心感」が大きく変わります。
実際の修繕事例と改善の流れ
ここでは、弊社がこれまでにお手伝いさせていただいた実際の修繕事例をご紹介します。
事例1:名古屋市内の製造工場(外壁補修)
【事象】
製造工場から「突然、外壁から雨水が吹き出すように入ってくる」という緊急のご連絡をいただきました。
台風が接近する中で、建物の経年劣化による外壁のひび割れから雨水が激しく浸入し、工場内の製造ラインにまで影響が出始めていました。
お客様は初めての経験で、どう対処していいか分からず、非常に困惑していらっしゃいました。
【対応】
お客様からの電話を受け、すぐに現場へ駆けつけました。
まず、雨水の浸入箇所を特定し、応急処置として防水テープとシーリング材で水の流れを一時的に食い止めました。
お客様には「ご安心ください、まずはこれ以上の被害拡大を止めます」とお声がけし、落ち着いていただけるよう努めました。
【修繕方法】
台風が過ぎ去った後、改めて詳細な現地調査を実施しました。
外壁の広範囲にわたるひび割れと、古いシーリング材の劣化が原因であることが判明。
ひび割れ部分にはU字カットを施し、エポキシ樹脂を注入する「クラック注入工法」で建物の構造的な強度を回復させました。
その後、防水性を高めるために外壁全体を再塗装いたしました。
【結果】
工事完了後、再び強い雨が降りましたが、雨水の浸入は完全に止まりました。
お客様からは、「あの時すぐに駆けつけてもらえたことで、被害を最小限に抑えられました。
また、修理だけでなく、なぜこんなことが起こったのか、どうすれば再発を防げるのかまで丁寧に教えてくれて、とても安心できた」とのお言葉をいただきました。
これらの作業によって、お客様の事業を災害リスクから守ることができました。
事例2:名古屋市中川区の倉庫(排水溝修繕)
【事象】
倉庫の床面が雨のたびに冠水してしまうというご相談でした。
原因を調査したところ、排水溝に長年の汚れや泥が堆積して詰まっており、雨水の排水能力が著しく低下していることが判明しました。
これにより、フォークリフトの通行にも支障が出ており、作業効率が下がっていました。
【対応】
まずは高圧洗浄機を用いて排水溝の詰まりを徹底的に除去し、水の流れを改善しました。
【修繕方法】
さらに、将来的な再発を防ぐため、水の流れをよりスムーズにする新しい排水口の設置をご提案し、施工いたしました。
【結果】
工事完了後は、大雨が降っても床面が冠水することは一切なくなりました。
お客様からは、「これまで雨のたびに作業が中断していたが、今では安心して作業ができるようになった」と大変喜んでいただきました。
事例3:名古屋市昭和区の物流センター(外壁補修)
【事象】
外壁のひび割れから雨水が浸入し、建物内部にカビが発生しているというご相談でした。
壁に沿って設置されている棚の荷物にもカビが付着する恐れがあり、衛生管理上の問題も生じていました。
【対応】
まず、外壁全体を詳細に調査し、ひび割れの状況を把握しました。
ひび割れが建物の防水性能を損なっていることをご説明し、補修と塗装による根本的な解決策をご提案しました。
【修繕方法】
微細なひび割れから大きなクラックまで、専門の材料を使って丁寧に補修しました。
その後、建物の防水性能を回復させるために、高性能な塗料で外壁全体を塗装いたしました。
【結果】
工事後は雨水の浸入が完全に止まり、カビの発生もなくなりました。
お客様からは、「作業環境が清潔になり、従業員も安心して働けるようになった」とお声をいただきました。
名和建装が選ばれる理由
- 名古屋市・愛知県全域での修繕実績が多数
- スピード対応:トラブル発生時でも即日駆け付け可能
- 幅広い対応力:協力会社ネットワークを活かし、小規模営繕から大規模修繕工事まで一貫対応
- 安心感:多様な現場で「何かあったら名和さんにお願いしよう」と思っていただける関係性を築いています
まとめ:早めの修繕が工場を守る最善策
豪雨による工場の被害は、即座の対応が鍵です。
「修繕は後回し」にすると、小さな雨漏りが数百万の損失につながることもあります。
信頼できる地元の業者に、まずは調査を依頼することが第一歩です。
名和建装では無料調査・見積りを行っています。お気軽にご相談ください。
TEL:052-842-1144(受付時間 10:00〜17:00)
住所:〒466-0023 愛知県名古屋市昭和区石仏町1丁目28番地
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