施工実績 WORKS

白×木目×ガラス手すりが映える二層テナント 視認性と上質感

愛知県名古屋市昭和区にて、延床約40坪規模の二層テナントビルを新築しました。1階・2階それぞれに独立動線を設け、約20坪×2区画で多用途に対応可能。周辺はダークトーンの建物が多いため、白×木目を主役に据えた外観で視認性と上質感を両立。入居者・来訪者の使い勝手と街並みへの発信力を両立することを狙った計画です。

【お客様の課題】
計画地は既存地下室の上部に新築する条件で、地下室壁と新設基礎を一体化させる必要がありました。荷重伝達や止水ディテール、躯体のジョイント位置、施工時の揺返し対策まで含めた総合的な納まり検討が不可欠。一般的なテナント新築に比べて施工手順と安全計画の難易度が高く、工期・品質の両立が課題でした。さらに、約20坪×2区画というスケールで“早く借り手が付く視認性”と“上質感”を同時に実現することが求められました。

【施工内容】
構造は地下室との一体化条件に合わせ、打継ぎ部の防水・止水処理を計画段階から詳細化。施工時は揚重・型枠解体の順序を最適化し、地下室の安全確保と品質を両立しました。外観は周辺との差別化を狙い、白系サイディングに木目調サイディングを縦貼りで組み合わせ、ガラス手すりとダークトーンのサッシでフラットな水平ラインを強調。無垢材案はメンテ負荷を考慮して高耐候の木目調サイディングに切替え、長期の美観維持とLCCを最適化しています。1階・2階は正面と外部階段で独立動線を確保し、別テナント運用や時間貸しにも柔軟対応。左側通路は施主邸へ続くため高尺の木目フェンスで視線をコントロール。外構は歩行導線と駐車スペースを明確化し、雨天時の歩行安全にも配慮しました。

【結果・効果】
白×木目のコントラストと大開口が街路からの視認性を高め、日中の明るさと夜間の印象の双方で“映える外観”を実現。独立動線により用途提案の幅が広がり、内見時の回遊性・使い勝手も高評価でした。竣工後はオーナー様より「とてもかっこいい、すぐに集客できそう」との声。実際に1か月経たずに入居が決定し、賃貸募集のスピード化に直結。近隣からの好意的な反応も多く、街並みへのポジティブな発信と資産価値の向上につながりました。

【締め】
テナントの早期成約と将来の運用柔軟性を両立する“選ばれる外観”を、設計から施工まで一気通貫でご提供します。計画段階のご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

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■ 物件概要
・所在地:愛知県名古屋市
・用途:2階建てテナント(約20坪×2区画)
・仕様:白系+木目調サイディング(縦貼り)、ガラス手すり、ダークサッシ、外部階段/独立動線、木調フェンス
・施工期間:6か月

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