施工実績 WORKS

店舗出入口の庇からの漏水を改善した防水補修工事

愛知県半田市にある建物にて、出入口上部に設置された庇まわりの漏水改善工事を行った。現場では、外壁と庇が接する取り合い部分に隙間や既存シーリングの劣化が見られ、雨天時に水が建物内部へ回り込む状態となっていた。そこで、漏水につながる可能性のある接合部を確認し、シーリング材を用いて防水性を回復させる補修を実施した。本記事では、2日間で行った庇の漏水対策について紹介する。

1. お客様の課題

今回の課題は、工場や事業所の出入口上部に設けられた庇付近から雨水が浸入していたことである。庇は雨が直接建物内へ吹き込むことを防ぐ役割を持つ一方、外壁との取り合い部分や端部に隙間が生じると、雨水が内部へ回り込みやすくなる。

現地を確認すると、庇と外壁の接合部分にはシーリングの劣化や隙間が確認でき、室内側にも漏水の影響と考えられる跡が見られた。出入口付近は人や荷物が頻繁に通るため、雨水が落ちる状態を改善し、通常業務への影響を抑えることが求められていた。また、部分的な補修であっても、雨水の浸入経路を考慮しながら連続した防水ラインを形成する必要があった。

2. 施工日数

施工期間は2日間。

3. 施工内容

施工に先立ち、庇の上部や外壁との取り合い、端部周辺を確認し、漏水につながる隙間や既存シーリングの状態を調査した。今回の補修箇所は高所にあるため、作業に必要な足場を確保し、安全に配慮しながら工事を進めた。

まず、外壁や庇の表面に付着した汚れを取り除き、シーリング材を施工する範囲を整えた。施工箇所の両側にはマスキングテープを貼り、周囲を汚さず、均一な幅で仕上げられるよう養生を行った。その後、外壁と庇の境目へシーリング材を充填し、ヘラを使用して隙間の奥までなじませながら表面を押さえた。

特に庇の上端は雨水が流れやすい部分であるため、途中で切れ目が生じないよう、連続性を意識して施工した。庇の端部や外壁との縦方向の接合部にもシーリングを施し、複数方向から雨水が回り込まないよう補修した。施工後は養生テープを撤去し、充填不足や仕上がりの乱れがないかを確認した。

4. 結果・効果

施工後は、庇と外壁の間にシーリングによる連続した防水ラインが形成され、雨水が入り込みやすかった隙間を塞ぐことができた。施工前に確認された接合部の割れや隙間が解消され、庇上部から外壁側へ水が回り込む経路を抑えた仕上がりとなった。

庇全体を交換するのではなく、漏水の原因と考えられる取り合い部分を重点的に補修したことで、必要な範囲に絞って工事を進めることができた。また、2日間で施工を完了したため、建物の使用や業務への影響も抑えられた。お客様からも「漏水が改善され、雨の日も安心できるようになった」とのお声をいただいた。

5. 締め

庇や外壁の取り合い部分からの漏水、シーリングのひび割れや隙間でお困りの際は、現地の状態を確認したうえで補修方法をご提案いたします。お気軽にご相談ください。

投稿者:川原

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